5月進捗状況

[5/4]

●4/30の報告会について
①みんなからのアドバイス
・家庭、農家、スーパーなど働きかける対象はどこにするのか検討すべき。
②今後すべきこと
・まず、どのような問題や現状があるのか調べる。
・食のイノベーションについてある程度の知識をつける。(食の技術分野でのアプローチ)
・今行われている食品ロス解決に向けた取り組みを知る。

●現状と食のイノベーションについて
食のイノベーションについての知識をつけるのに今回購入した本↓
フードテック革命 購入はこちら
世界中でどのようなフード革新が起こっているのか詳しく書いてある。
チャプター2まで読んだ感想では、人々の食文化の進化に関する内容が多かった。例えば、キッチンOSのや料理自体をどのように楽しく行うのか。
food for well-beingを実現するための技術やデザインなどの紹介。
新型コロナウイルスで変化した食に関するニーズを捉えて、次世代の食の価値を知れる。

フードロスに関するフードテックでは、急速冷凍技術で面白いものを見つけた。
デイブレイク株式会社
会社の強みを生かしたフードロス削減への取り組みの一例である。

また、飲食店での売れ残りをなくすという観点からの取り組みとしてあげられていたのは、コークッキングのTABETEというサービス。
TABETEについて
株式会社コークッキング
TABETEは、まだ食べられるのに売り切るのが難しい食品をお手頃な価格で出品し、それを見た人に購入してもらうというサービス。
店側にも消費者にも利益になる点が素晴らしいと思うので、今度試してみたいと思う。
コークッキングは他にもフードロス改善に向けた事業を行なっている。
直売所で余ってしまった農産物を駅で販売する取り組み(TABETEレスキュー直売所)など。

●今後の行動方針
①家庭、農家、企業、それぞれの食品ロスに至る過程を調査する。
②フードテック革命を読む
③アプリを作るとなった時のための学習(xcode,Swiftなど)


[5/15]

●アイデア出し
①意識を変える取り組み

<自宅で出る食品ロスを利用した肥料で野菜を育てる>


よく考えたら…
食品→肥料の工程を自宅でできるか、どのくらいできるか不明。
食品リサイクルの意識改革にはなるかもしれないが、食品ロス自体はなくなっていないので、ミッション解決になるのか疑問。
この考えの参考にした書籍↓
食品廃棄の裏側 みなとみらいキャンパスの図書館で借りられます。
購入はこちら
主に食品廃棄物の不法投棄や食品リサイクルの現状と法の抜け道について書かれている。
企業から出る食品廃棄物を業者が肥料や飼料、燃料などにリサイクルする過程で、たくさんの違法行為が起きているという。
これらのサイクルの透明化を図ることも大切だが、廃棄物リサイクル業者の不足を解消したり、そもそもの廃棄物量を減らすことが大切である。
また、そもそも食べられない量の食品を作るべきではないし、使われない肥料・飼料をリサイクル業者が作るべきでもない、と筆者は主張する。

②地域連携で農家に働きかける

<小規模に農家や家庭が無人販売している商品情報や位置情報を発信できるプラットフォーム作り>


現状では、無人販売〇〇市とGoogleで検索しても、JAが運営する大規模な直売所しか出てこないため、個人の無人販売の情報が乏しい。
農業従事者も、傷や作りすぎで売れない農作物を気軽に売ることができるようになり、ロスの改善になる。
私有地での小規模の無人販売は許可必要なし。
地域の身近な食品ロスから減らす第一歩になるのでは?

●反省
正直、自分のプロジェクトテーマは決まっているが、プロジェクトの内容がまだ定まっていないので、焦りを感じている。
身近な食品ロスを取り上げて、問題解決をしたいと思っている。
また、具体的にやることをあげないと、プロジェクトが進まないので、もう少し頻繁にHPをアップして計画を立てるべきだと感じた。 おそらくサービス系になるので、アイデア②のようなサービスづくりであれば農家も情報を入力できるようにするために、簡単なwebアプリ作成も視野に入れるべき??

●来週の予定
食品ロスに至る過程を調査するために…
共感マップの作成→自宅で食品を捨てることが多い人、農家の人